2017年第2四半期決算サマリ

2017年12月期 第2四半期決算のポイントをまとめています。
なお、詳細についてはこちらをご覧ください。

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■決算概要
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  • 2017年度第2四半期(4-6月)の決算概要です。
    売上は過去最高の743.4億円となりました。インフラは好調を継続、金融もFXの収益率の改善により復調してきています。一方、営業利益は前四半期の金融の遅れとこの第2四半期の一時的なコストにより、対前年13.7%減の74.9億円と上期(1-6月)の進捗率は50%を割り込む着地となりました。しかしながら、下期以降は好調なインフラと金融の巻き返しにより、通期業績をキャッチアップします。

【第2四半期決算(4-6月】サマリ)】

  • こちらは連結の四半期業績の推移です。売上高は、対前四半期6.3%増収の382億円、営業利益は11.9%増の39.6億円の増収・増益の決算となりました。インフラの四半期売上は200億円を超え過去最高売上となり、全体を牽引しています。ストック型収益を土台に、トランザクションによる収益を積み上げ、好調に推移しています。

【セグメント別四半期売上推移】

【セグメント別四半期利益推移】

続いて、営業利益ですが、前四半期以降、金融の改善が見られ、インフラは継続的な利益拡大が続いています。下期以降はこのトレンドをさらに加速させていきたいと考えております。

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■インターネットインフラ事業
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●こちらはインフラ事業の過去5ヵ年の第2四半期の業績推移です。

従来のストック収益の積み上げに加え、決済やminneなどのトランザクション収益が加わり、成長が加速しております。またアクセス事業も一段と拡大しております。利益面は、minneの広告費増(1.2億)、受託案件の一次コスト計上(0.8億円)をしているものの、増益を確保しております。次世代商材へ投資をしつつも、粗利率の高い決済・SSLを中心に各社が伸長し大幅増となりました。

【インターネットインフラ事業 第2四半期業績推移】

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■インターネット金融*事業
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*2017年第1四半期よりセグメント名称を「インターネット証券事業」から「インターネット金融事業」に変更いたしました。

  • 続いて、インターネット金融事業の過去5ヵ年の四半期業績推移です。昨年はFX事業においてブリグジットによる最高益を計上しており、対前年比較となると、この第2四半期は取引量が著しく減少し、対前年12.0%減収の68億円・31.4%減益の22.7億円となりました。

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    ■インターネット広告・メディア事業
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    ●続いてインターネット広告・メディア事業の過去5ヵ年の第2四半期の業績推移です。売上は対前年6.2%増の110億円、営業利益は9.8%減の1.9億円となりました。売上についてはネット広告はアドテク商材が好調で2桁成長を続けています。一方、ネットメディアは昨年第4四半期から既存商材の落ち込みや広告配信レギュレーションの変更により前年を割り込んでおり、セグメント全体では1桁の伸びにとどまっています。利益面では新旧商材の端境期となり、アドテク商材は育ってきているものの、利幅の大きい既存ネットメディア商材の落ち込みを補いきれていません。
    【インターネット広告・メディア事業 第2四半期業績推移】
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    ■モバイルエンターテイメント事業、その他の事業
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    ●こちらのセグメントは、コストのコントロールを継続し、4Qに新規タイトルのリリースを予定しております。インキュベーション事業は昨年IPOした上場株式の売却がありました。その他の事業は一時的なブランディングコストを計上しております。

    【モバイルエンターテイメント事業、その他の事業 業績サマリ】

    当社グループの重点施策、「.shop」、金融領域における仮想通貨事業やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。

     

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