フリービットの石田社長と田中副社長のお時間を頂いてご飯を食べてきました。石田さんは、プロバイダのDTIを慶応大学在学中にCEOとして立ち上げたあの石田宏樹さんです。彼はネット業界に何人かいる「天才型」の経営者です。彼のどこが「天才」かと言えば、「ネットの未来=技術」が分かることと「マーケティング=お客様の心」が分かることです。この両方を兼ね備えた経営者は、多くのITベンチャーを見てきてますが、なかなか少ないです。
お店は、港区にあるワインで超有名なTです。僕は、実はワインが大好きでよくこの店に行きます。
さて、今日は「感動」した話を一つ。
東証二部に上場したお祝いを石田社長から頂きました。僕の大好きなワインです。
頂いたワインの銘柄はDRC(Domaine de la Romanee Conti)のグランエシェゾー、ビンテージは1995年です。このワインはとても高価なワインですが、感動したのは高価なワインを頂いたからではありません。
ワインのビンテージは、僕がインターネット事業を開始した今から9年前の1995年。
さらに驚くべきは、ワインの製造ナンバーです。DRCは、1本1本製造番号が打たれています。その年に何本ワインを製造し、これは何番目ですよと分かるようにです。
頂いたワインの製造ナンバーの末尾は02です。
なんと、石田さんは1ヶ月近く時間をかけて、東証二部にひっかけて、末尾02のワインを探してくれたんです。
感動しました。プレゼントも、ここまで気持ちと時間をかけていただくと、一生忘れられない思い出になります。
GMOグループの2004年のイヤースローガンは、「笑顔と感動」です。
今年、このスローガンに決まったとき「感動」の起こるメカニズムを研究しました。「感動」は予想外の事態が、予想外の「大きさ」もしくは「頻度」で起こることがきっかけになるようですが、まさに今回の事は予想外(失礼!石田さん!)の「気遣い」が「大きく」起こったのです。(笑)
石田さん、お時間を頂戴した上に、本当にさまざまなお気遣いをありがとうございました。
熊谷今日の気分
熊谷今日の感謝 いや、ワインの件後日談があります。石田さんが探しても、「1995年の製造番号が02のDRC」が見つからなかったそうです。石田さんが、S社のI会長にお願いして、スペイン(笑)から取り寄せたとのこと・・・・そこまでしていただいて感動×2倍です。
本日の「一冊の手帳」売れ行き アマゾン総合3位、imode紀伊国屋書店デイリーベスト10で2位、imodeJBOOK文教堂ジャンルランキングビジネスで5位、ブックストア新大阪店で10位 いやほんとに売れてるらしい・・・・。2004年と2005年を間違えてました。ごめんなさい。修正しました。
>GMOグループの2005年のイヤースローガンは、「笑顔と感動」です。