IR6日目・ロンドン→N.Y.移動(ヴァージン アトランティック航空体験記)

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今日は、土曜。ロンドンからニューヨークへの移動日です。

移動には以前から一度乗ってみたかった、「ヴァージン アトランティック航空」を利用しました。「ヴァージン アトランティック航空」と言えば、「シンガポール航空」と並び、世界でもっとも人気がある航空会社です。(トリビア:ちなみに、現在ヴァージンエアとシンガポールエアは資本提携を行い、ヴァージンエアの49%はシンガポールエアが所有しています。)

うーん。凄かった。ベンチャー企業の本質を垣間見ました。

実は、僕はヴァージン アトランティック航空を経営するコングロマリット、ヴァージン・グループの会長リチャード・ブランソンをベンチャー経営者の先輩として大変尊敬しています。

彼は、現在55歳。1950年7月18日生まれ。僕と誕生日が一日違いです。彼も僕と同じく17歳の時に高校を中退して、音楽事業で成功し、現在のヴァージングループを作りました。

僕が上場した1999年頃、僕たちの事業の柱はプロバイダー事業でした。プロバイダーという事業は、価格、スピード、ブランドの3つが事業成功の”ポイント”でした。

当時のプロバイダー業界の「ブランド」と言えば(今もそうですが)大手電気メーカーさんや、大手通信キャリアさんが大半でした。僕たちは対抗策として、若者受けをして且つプロバイダーとしても通用する既存の「ブランド」とタイアップをしようと思いました。検討を重ねた結果「ヴァージンブランド」が候補になったのです。

リチャードブランソンに直接コンタクトを取り、プレゼンをしようと思ったのですが、結局いろいろあり諦めた経緯があります。(現在、彼らはヴァージン.netというプロバイダー事業を展開していますね。)

ということで、前置きが長かったですね。まずは、「百聞は一見に如かず」写真を見て下さい。

まずは、ヒースロー空港のラウンジから。


入り口には靴磨きコーナーが。

自由に食べれるビュッフェも豪華。

美容室も完備。

マッサージコーナーあります。

洗髪コーナーも。

ビジネススペースもお洒落でした。

バーカウンターも。

そして、こんな椅子も。

そして、機内では。


飛行中、自由に飲めるバーカウンターがあり、スチュワーデスさんがサービスを。

その上、マッサージコーナーが機内にあり、無料でサービスを受けられます・・・。食事も、自分の好きなタイミングで注文OK。ビジネスクラスなのに、シートはフルフラット・・・。

料金はバージンの方が多少高いけど、違いすぎます!!!僕のバックを紛失した、ブリティッシュエアさんと!!!ブリティッシュエアさんも、ストで通常の機内食は出ず、クーポン配ったり、弁当配ったりしている場合じゃないです。もっと、顧客サービスを向上させてください。

僕は、日本人ですから、やっぱりJALが大好きなのですが、それにしてもJALさんも飛行中に部品を落としたり、社長解任クーデター起こしたりしてる場合じゃないですよ。ホント。みんな一致団結して顧客サービス向上に勤めるべきです。世界中の飛行機会社がバージンのサービスレベルを見習うべきですね。(ちなみに、僕はJAL・GLOBAL CLUBのメンバーです。にも関わらず、この差を感じています・・・。)

ということで、ベンチャー航空会社VS普通の航空会社の違いを身を持って体験できた日でした。

ベンチャー企業が産業界の「刺激」になる本当に良い事例ですね。

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