11月21日 NILSにお招きいただきスピーカーをしてきた。場所は、宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾート。NILSの開催は今回で第5回目だ。
NILSは、「New Industry Leaders Summit 2006 Fall」の略。IT、インターネット、モバイル、デジタルコンテンツ産業の中心で活躍している経営者、経営幹部、ベンチャーキャピタリストなど、この分野のトップインサイダーである約260名が一同に集い、学び&ネットワーキングの場になっている。
今回は、「リーダーシップ」というテーマでのKeynoteスピーチをさせて頂いた。モデレーターがグロービス・グループ代表の堀義人氏。スピーカーは、ソニー株式会社最高顧問・出井伸之氏、そして僕だ。
10年に渡り、17万人ものスタッフを擁するソニーのリーダーシップを取ってきた出井さんと、しかも、歴史的に正しい解答が無い「リーダーシップ」というテーマについて語るのは、少々僕には荷が重かったが、僕自身も学びの良い機会になると頭を切り替えた。
・マネージメントは、ビジョン・ガバナンス・オペレーションエクセレンスのバランスである(出井氏)
・ビジョンは、将来の絵である。画家は、筆を使って絵を描くことに長けた人。事業家は、言葉を使って絵を描く(語る)ことに長けた人である。(堀氏)
・経営に必要な要素は、夢、ビジョン、フィロソフィーそして、経営マインド。
・経営には「ものさし」が必要。どうしたら誉められるのか?そのような「ものさし」をはっきりさせることが大切。
・経営は数値化である。
等、数々の印象的な言葉をメモすることが出来た。
今回のNILSは、内容・規模・運営どれをとっても、過去最高の出来栄えだと思う。今後のNILSに期待したい。
関係者の皆様、特に小林さん。本当にお疲れ様でした。帰り際にはご挨拶も出来ずに大変失礼しました。お招き頂き有難うございました。