国内初のgTLDドメインレジストリ事業を開始します

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国内初のgTLDドメインのレジストリ事業を開始します。記者会見を開きました。

先日ブログでお伝えしていた記者説明会のご報告です。

当日は多くの記者の皆様にお集まりいただき、本当に感謝しております。

早速色々なメディアさんで取り上げていただいておりますので、
既に内容をご存知の方も多くいらっしゃると思いますが
改めてご報告させていただきます。

GMOインターネットグループはレジストリ事業に参入いたします!

私どもはこれまでアジア初のICANN公認レジストラとして10年にわたり、ドメイン登録事業を展開してまいりました。

そして、今回のGMOドメインレジストリの設立によって、新gTLDを扱うレジストリの事業に参入することになります。

(ICANN・・・インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスなどの管理を世界的に行う非営利団体)

参入の理由は大きく4つあります。
詳しくは当日お話させていただいた内容を以下に掲載しますのでご覧頂けたらと思いますが、私たちの強みを活かせること、収益性があること、それと共に大きな社会的意義があると考えていること。これらが参入の理由となりました。

ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

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皆様、本日はお忙しいなか、国内初となるドメイン新規事業および新会社設立に関する説明会にご来場賜り、誠にありがとうございます。GMOインターネットグループ代表の熊谷でございます。

この度、私どもGMOインターネットグループは、新gTLDの申請・運用代行とマーケティング支援を行うGMOドメインレジストリ株式会社を本日7月28日に新たに設立いたします。

ドメインには、日本を表す.jpやアメリカを表す.us、イギリスを表す.ukといったccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン)と.comや.org、.netといったgTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)という2種類があります。

ccTLDやgTLDに関しましては、お手元にお配りしたドメイン資料の4ページ目にありますCとGの項目をご覧下さいませ。

現在、このccTLDとgTLDを合わせて約270種類ほどのドメインが存在していますが、このドメインを認定している機関がccTLDであれば各国のNICと呼ばれる機関であり、gTLDであればICANNと呼ばれる機関となります。

各ドメインはレジストリによって管理されています。

そしてドメインを登録する機関としてICANNに認定されているレジストラがあります。
私どもGMOインターネットでは「お名前.com」というサービス名称で展開している事業がこのレジストラにあたります。
ユーザーの方はこのレジストラに直接申し込むか、レジストラからドメインを仕入れて販売している代理店経由でドメインの登録を行います。

私どもはこれまでアジア初のICANN公認レジストラとして10年にわたり、ドメイン登録事業を展開してまいりました。
そして、今回のGMOドメインレジストリの設立によって、新gTLDを扱うレジストリの事業に参入することになります。

私たちは4つの理由からGMOドメインレジストリの設立を決定いたしました。

1つがICANNの動きに合わせて。

2つ目に私たちがレジストリ事業に参入できる、技術力やノウハウをもっていること。

3つ目に今なお拡大成長を続けるドメイン市場であること。

4つ目に収益性とともに大きな社会的意義があると考えていること。

この4つの理由により私たちはレジストリ事業参入することを決定いたしました。

理由の1つめ。ICANNにおける新gTLDの導入ですが、ICANNとは、インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスなどの管理を行う非営利団体です。
私どもグループだけでも毎日、新規で1,000件程度のドメインが登録されています。
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新規登録(2008年1月~12月末合計)
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国内・・・1,900件/日、700,000件/年
世界・・・130,000件/日、47,500,000件/年

ドメインは限りある資源です。
これだけのドメインが日々登録されているということは、日々短い文字列、分かりやすい文字列のドメインがなくなっているということです。
ドメインは短いほうがもちろん便利です。

このような背景を受け、 ICANNに対して新たなドメインを求める声が多くなり、現在、導入に向けての準備が進められています。

そして理由の2つ目。
それがGMOが持つ実績・技術力・ノウハウです。

GMOインターネットは1999年アジア初のレジストラとしてICANNに認定されました。以降、世界各国持ち回りで行われるICANNのミーティング22回、延べ50名が出席し、日本の、ひいては、世界のドメインの活性化に協力しています。

またICANNより認定を受けた同じ年にお名前.comを立ち上げ、ドメイン登録事業を開始し、今年で10年になります。
その歴史と実績に裏打ちされたノウハウは他社の追随を許さないものだと自負しております。
そして自社開発のドメイン登録システムを有する技術力。
その技術力や24時間365日という充実したサポート体制によって、お客様にお選びいただき、現在グループ全体で約100万件、国内シェア40%以上ものアクティブなドメインを管理しています。

これらのGMOが持つ実績、技術力、ノウハウがあるからこそ、参入が比較的難しいレジストリ事業に参入できるのです。

そして参入理由の3つめ。ドメイン市場の成長です。
世界のドメイン数は増加の一途をたどっており、現在1億7,700万ドメインが存在します。
2008年度は前年比16%という成長率を誇り、今後も成長が見込まれています。
成長しているマーケットはビジネスとしても魅力的といえます。

そして最後に収益性と共に大きな社会的意義があると感じているからです。

ドメインの数はウェブサイトの数、すなわちインターネット上の情報量とニアイコールです。

ドメインが増えればインターネットはより豊かより便利になります。

日本のドメインを増やすことは、イコール日本のウェブサイトを増やすことです。

日本のインターネットの未来のために、私たちは日本初の新gTLDドメインレジストリ事業に参入いたします。

皆様、ぜひご支援いただきたくお願い申し上げます。
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