1999年8月、ちょうど10年前にジャスダックに上場させて頂いた。その頃、多くの投資家の方から「この先、インターネットはどうなるのか?」と質問された。
「全ての機器がインターネットにつながる。更に人間の体にまでインターネットがつながるでしょう。」
事例として、
「ペースメーカーにインターネットがつながり、心臓に異常が発生した場合、本人が気がつくより先に医師から連絡が来るような時代になります。」
とお話ししました。当時は、投資家の皆さんが分かりやすい事例を想像してお話ししたのですが、これが本当に現実になりました。非常に感慨深いです。
世界初! ワイヤレスでネット接続されたペースメーカー
http://www.gizmodo.jp/2009/08/post_5961.html
Wi-Fi対応のペースメーカー、米国で初の装着患者
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/11/news031.html
今後、このようなセンサー技術×インターネットで更に便利により良い社会が到来すると思う。
インターネットって、素晴らしいですね。僕はこの産業に関われて本当に幸せです。
090814 18:50 追記。Twitterのコメントからいくつか。
・インプランタブル通信というらしい。(via @yockyee さん)
・「究極のこっち側」とも。(via @ShinNishino さん)
・ちなみに「意識のアップロード」ができるタイミングを「The Technological Singularity」(技術的特異点)と呼ぶらしいです。2050年ぐらいには到達すると思っている人が結構いたりします。 (via @akamiya 顧問)
・あとは脳みそが繋がって、経験も記憶もバックアップが取れれば、個人とか死とかいう概念自体が無くなりますね。(via @inu_neko_iruka さん)