2019年12月期　第2四半期決算のポイントをまとめています。
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■決算概要
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第2四半期（4-6月）の決算サマリーです。前年同期はVC（インキュベーション事業）で株式売却があったことから増収減益の決算となりましたが売上高は過去最高を更新。成長トレンドは継続していると実感しています。

営業利益の増減としては、前年同期の65.1億円から、5.5億円減益の59.5億円。インフラは大幅な増収増益。金融は、減収減益。マーケット環境が良かった前年からは若干のマイナスとなっていますが厳しい立ち上がりとなった第1四半期（1-3月）からは復調しています。広告・メディアは増収増益となっていますが、利益水準はまだまだ低く、V字回復とは言い難い状況だと捉えています。仮想通貨は減収増益。マイニング事業でのBTC採掘量の減少となるものの、コスト負担が軽くなり黒字転換となりました。

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■インターネットインフラ事業
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四半期売上は、 前年同期比14.5％増収の284億円。決済・アクセスを筆頭に各商材好調に推移しています。

四半期営業利益は決済・アクセスの増収効果に加え、マーケティングコストの変動もあり、29.5％増の35.8億となりました。

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■インターネット広告・メディア事業
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対前年5.1％増収の115億円。

広告は14.3％増の80億円。広告代理が、既存顧客の予算拡大に加え、新規に大手顧客の獲得も進んだことから順調に推移しました。アドテク商材は、掲載基準を厳格化したことによる広告配信量の減少の影響が底打ちし、足元は回復基調にあります。

メディアは15.1％減の27億円。ECメディアは堅調に推移したものの、中小企業向けの既存商材の販売を前四半期に終了した影響がありました。

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■インターネット金融事業
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第1四半期に続き、FX取引高が弱含みで推移したことにより前年同期比では減収減益。ビックデータ解析などの収益性改善施策の効果により、FXの収益率は過去最高水準となり、対前四半期では増収増益と復調傾向にあります。

 

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■仮想通貨事業
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セグメント全体では、対前四半期で増収黒字転換となりました。

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■仮想通貨事業｜仮想通貨交換事業
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仮想通貨交換事業は、GMOフィナンシャルホールディングスの連結会社である、GMOコインが事業主体となっています。対前四半期では、仮想通貨市場が活況を取り戻したことから取引高が増加し、増収・黒字転換となりました。

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■仮想通貨事業｜仮想通貨マイニング事業
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対前四半期で減収、黒字転換。トップラインは、「単価×数量」でいくと仮想通貨価格の上昇により単価はあがったものの、マイニングセンターの移設計画の遅れによる自社ハッシュレートの低下があり、採掘量は減少しました。一方、変動費である電力代が自社ハッシュレートの低下に伴い減少したこと、前年度の減損損失計上により固定費である減価償却負担がなくなったことによるコストの減少となりました。

当社グループの重点施策やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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