2020年12月期 第1四半期決算のポイントをまとめています。
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■決算概要
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第1四半期の業績をご報告する前に、新型コロナウイルスに関して、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔みを申し上げます。また、影響を受けられている皆様には心からのお見舞いを、医療機関でご苦労されている皆様には心からの敬意と感謝を申し上げます。
当社グループは1月27日から国内でもいち早く在宅勤務にシフトし、4か月目を迎えました。我々が提供するインターネットのインフラ、金融サービスは、水道やガスのように社会にとって「なくてはならない」サービスとして皆様の生活をお支えしています。
よって、パートナー、従業員さんの命を守りつつ、この事業活動を継続することが何より重要との認識から、約10年をかけて在宅勤務体制を整え、不測の事態に備えて毎年災害訓練を行ってきました。
新型コロナの業績への影響はこちらのとおり、プラス・マイナスはありますが、トータルとしてはプラスで着地しています。新型コロナによるコストの変動やコスト削減などによるネガティブな利益創出ではなく、純粋に各サービスのお申し込みが過去最高を更新した質の高い利益から構成されています。
事業セグメント毎に濃淡はありますが、皆様の生活や、仕事のあり方が、オンライン化、デジタル化することで、結果として様々な形で当社グループのサービスをご利用いただく機会に繋がっています。
2020年第1四半期、1-3月の決算サマリーはご覧のとおり、増収・増益の決算となりました。売上高は、四半期最高業績を更新しています。
こちらはセグメントごとの売上・利益の増減分析です。インフラは、増収増益。金融は増収増益。前年が弱含みで推移したこともあり、大幅増。広告・メディアは増収減益。暗号資産は増収増益。連結では68億円増収、32.8億の増益となりました。
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■インターネットインフラ事業
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ネットインフラの四半期売上は最高業績を更新。ストック型・トランザクション型の収益モデルと、拡大し続ける顧客基盤の組み合わせとなっています。
四半期営業利益最高業績を更新、継続的な成長トレンドが続いています。
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■インターネット広告・メディア事業
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四半期売上高は 対前年2.1%増収。広告は期末の広告需要を取込み、2.9%増の85億。メディアは自社サイトへのPV数は増加したもの、広告単価の下落となり、3.2%減の28億となりました。
四半期営業利益は、収益性の高いメディア事業の落ち込みが響き、対前年で28.4%の減益となりました。=============================================
■インターネット金融事業
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金融においては、FXやCFDなどの店頭デリバティブ取引が市場のボラティリティ上昇を背景に好調に推移し、最高業績となりました。
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■暗号資産(仮想通貨)事業
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資金決済法の改正を受け、セグメント名称を今期から暗号資産事業に変更しています。(事業内容に変更はありません。)セグメント全体では、YoY、QoQともに増収増益。
・マイニングはデータセンター移転の過渡期となっていて、当社のハッシュレートは横ばいで推移しました。
・GMOコインが提供する交換事業は、暗号資産のボラティリティ上昇による取引高の増加、カバー取引の改善効果がありました。
当社グループの重点施策やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。
すべての人にインターネット
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