今日はみなさんの企業ブランド価値を高める極めて重要なお話です。
以前からこのブログやTwitterで話題にしている、新しいドメインについての制度(新gTLDプログラム)です。
この制度のポイントは.comや.jpの部分を「自らが希望する文字にすることができる」です。
そして、今回のこのお話の中で特に重要なことは4点です。
1)世界中の多くの企業が独自の企業名TLD(トップレベルドメイン)を申請準備中。
2)申請期間が2012年1月12日~4月12日までの約90日間しかない。
3)申請機会を逃した場合、数年は申請できない可能性が高い。
4)申請に必要な準備期間は最低でも3ヶ月。
この制度を利用して企業名TLDを獲得するためには、世界的にドメイン名を管理・監督をしている団体である、ICANNの厳しい審査に合格する必要があります。
加えて、申請できる期間が2012年1月からたったの90日間しかなく、この機会を逃すと数年は企業名TLDを取得することはできないかもしれないといわれています。(現段階では次の申請スケジュールが全く発表されていない状態のため)
ですが、企業名TLDを獲得することができた企業は、ドメインブランド戦略上の最終形態を手に入れたと言っても過言ではありません。
例えば各サービスのカテゴリ名のドメイン名と企業名TLDを組み合わせると
といった各カテゴリ名+ブランド名を一致させた、非常に価値の高いドメイン名を好きなだけ手に入れることができるようになります。
また、この新gTLDを活用して新しいサービスの開発・提供も可能になります。
例えば商品・サービスの一つ一つに新gTLDを活用し相互に通信をすること。
このように新gTLDを獲得することで、好きなだけドメイン名を登録する事ができるため、アイデア次第でサービスの幅を広げられます。
国内の企業では世界的にご活躍されているキヤノン様や日立製作所様も、ご自身の企業名TLDである「.canon」や「.hitachi」の申請を行う意思表明を行っていらっしゃいます。
現在、新gTLDプログラム開始まで残り3ヶ月となり、世界中の企業様が水面下で新gTLDプログラムを利用した企業名TLDを申請する動きがあります。
そして、申請までに残された時間を考えると、11月中には申請の準備を始める必要があると考えています。
是非この機会を逃すことなく、みなさまの企業ブランド価値を高めるために申請をご検討ください。
新gTLDプログラムのお手伝いはGMOドメインレジストリ社でも行っていますので、お問い合わせください。
GMOドメインレジストリ社 ウェブサイト
http://www.gmo-registry.com/